大腸カメラはつらい?ー二酸化炭素-

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)はつらいというイメージがあります。当日の朝から下剤を内服し、午後に検査となり1日がかりです。そのうえ、カメラ挿入でどうしても痛みが出てしまう方がいられます(当院では20人に一人ぐらいぼーっとする静脈麻酔で検査しています)。現在当院では、二酸化炭素送気装置を使用しております。検査による痛みの原因は空気送入による腸管過膨張が大きな原因ですが、二酸化炭素は空気と違い吸収されるスピードが速く痛みが軽減されます。また血圧低下などの合併症も軽減されるため二酸化炭素送気装置はカラダにやさしいと言えます(在宅酸素使用している方は使用できないこともあるので医師にご確認ください)。

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